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mori │ 2014/09/26 │ e-time life

ヨン+パス事

 

少しずつ肌寒く感じるようになってきましたね。

 

今回は久しぶりの画材紹介です。

お題は上の画像の通り、

クレヨンオイルパステル」です。

 

おそらく多くの方が初めて使用するカラー画材ではないでしょうか?

皆さんはどちらをよく利用されていましたか?

ちなみに私はオイルパステル派でした。

 

「オイルパステル?クレヨンと一緒に扱うのならクレパスでは?」

と思われた方もいるかもしれません。

 

クレパスとは「サクラクレパス」と言う会社が製造・販売しているオイルパステルの商品の事を指します。

なのでオイルパステルの中にクレパスも含まれます。

 

 

さて、クレヨンとオイルパステル(クレパス)の違いはご存知でしょうか?

2つの違いを中心にそれぞれの特徴を紹介したいと思います。

 

クレヨン オイルパステル
顔料+蜜蝋 主成分 顔料+油脂分
硬い 硬さ 柔らかい
高め 透明感 低め
線描に向いている 特徴 面塗りに向いている

 

クレヨンは蝋を多く含む為、オイルパステルよりも硬く透明感のある線を描く事が可能な反面、クレヨンだけで強弱を出す事が困難になっています。

オイルパステルは油脂分を多く含む為、非常に柔らかく他の色とも混ざりやすい反面、細かい作業が困難になっています。

あとよく折れます。

 

主にオイルパステルで利用される方法ですが、

複数色を重ねて塗り、その上から削って下の色を出したり、布や手で擦りぼかす、と言った油彩に近い手法や

絵の具と組み合わせる事で見え方に変化を持たせる、と言った手法もあります。

歴史も古く、昔からよく使用されている画材の1つですので興味を持たれたら、1度調べてみて下さい。

 

 

以上、クレヨンとオイルパステルの紹介でした。

 

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